メルコ・クラウン・エンターテインメントは、この度、DESIGNBOOMの協力のもと、CSR活動 「Dare to Dream」(不可能を可能にする)の1つとして、「着物×きもの×KIMONO」プロジェクトを発足し、その一環として「Dare to Dream Design アワード」(以下「コンペティション」といいます)を開催します。この「コンペティション」を通して日本の着物文化の存続と発展を支え、着物の歴史、伝統、そして美に対する正しい理解を未来に繋げていきたいと考えています。
このコンペティションには、世界中から国籍、性別、年齢、プロ、アマ、学生を問わずどなたでも応募できます。参加費は無料です。
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01 – KIMONO – SAVE the LEGACY, CREATE the FUTURE
近年、着物の着用機会が減少していることは、特に着物生地産業において多大な影響を与えており、着物と関連する日本の素晴らしい文化に対する、ありがたみや感謝の思い、何世代にも渡り受け継がれてきた伝統技術が危機に直面しております。このプロジェクトでは、クリエーションの力によって、KIMONO文化を支えるすばらしい伝統技術を未来へと継続させ、発展させるアイディアを募集します。私たちはこのプロジェクトが日本の伝統文化に対する更なる注目と支援に繋がることを期待しています。
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02 – コンペティション概要
このコンペティションは2つのカテゴリーに分かれています。
フリーデザイン部門
ファッション・プロダクト・建築・空間・インダストリアル・グラフィック・ライフスタイル・・・ジャンルを問わず、日本の着物文化の存続と発展を可能にする自由なクリエーション作品を募集します。
グラフィックデザイン部門
着物のファブリックスの柄デザインを募集します。
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03 – Prizes and Awards
Dare to Dream Design アワード:山縣良和氏からの推薦を受け、日本で最も大きいファッションとデザインのエキシビション、“Rooms”での特別ブース (1名)
Dare to Dream スペシャルアワード: JUNKO KOSHINO 株式会社におけるインターンシップ(1名)
グランプリ:1,000,000 円
部門賞:500,000 円 (各部門1名ずつ、計2名)
優秀作品は TOKYO DESIGNERS WEEK にて展示されます (100 作品)。
また、例年同様に DESIGNBOOM は優勝者と最終選考に残った者についてのレポートを出版します。
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04 – 審査委員
コシノジュンコ, (ファッションデザイナー)
山縣良和, (ファッションデザイナー、writtenafterwards)
三原康裕, (ファッションデザイナー)
廣川玉枝, (ファッションデザイナー、SOMARTA)
串野真也, (デザイナー)
清川あさみ, (アーティスト)
猪子寿之, (チームラボ、インタラクティブデジタルアーティスト)
HDMI, (Human Dwelled-In Monitor Inside、ハイブリッドクリエイティブスタジオ)
ロス・ラブグローブ, (デザイナー、ヴィジョナリー)
バージット・ローマン, (designboom CEO兼 編集長)
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05 – 審査基準
着物文化を未来に継承、発展させるアイディアの実現性、継続性、および創造性、コンペティションの趣旨への対応程度に基づき審査します。
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06 – 応募方法
応募の際、まず最初に公式ルールに同意して頂きます。こちらが指定する応募方法に従ってエントリーしていない場合、審査の対象となりませんのでご了承ください。
コンペティションへの応募をご希望の方は下記から応募可能です。1チームにつき、代表者一人の名前で登録して頂きますが、作品を提出する際、チームメンバー全ての名前を提出して下さい。
提出する作品数に制限はありませんが、1エントリーにつき1作品とし、同時に複数の作品の提出はできません。
全ての作品 (映像、画像、文章等) はデジタル形式のみで受け付けております。郵送での作品の提出は受け付けかねますのでご了承ください。
応募に必要な主なものは以下の通りです。
1. 作品の画像(最高6つまで)とそれぞれの画像にキャプションをつけたもの。規定は以下の通り。
– 画像の幅:818ピクセル
– 画像アップロードのフォーマット:gif又はjpegのみ
– 画像の解像度と大きさ:72dpi、最大200 KB
– カラーモード:RGB
2. 作品の映像(2つ以内)に解説又はインタビューをつけたもの。
– 動画共有サービスを使用する場合はYouTube又はVimeoを使用し、必ずその動画のURLを他の提出物と供にエントリーすること。ビデオファイルで提出する場合は必ず.FLV形式とする。
コンペティション用に提出される画像は原作品の低解像度版でなければならない。
入選候補者リストに選抜された場合には、参加アーティストは後に出版及び展示会のために高画質の作品画像と映像の提出を求められるため、作品の高画質の作品画像と映像はアーティストの手元に保管しておくこと。(DIN規格はA0、4枚以内のパネル、映像はフルハイビジョン)コンペティションの優勝者の作品・プロジェクトは2014年10月25日から11月3日に東京で行われる「TOKYO DESIGNERS WEEK 2014」にて展示されます。
3. 着物へ期待を込めた自身の作品についての解説 (200字以内)
下記の注意点は今コンペティションにおける公式ルールからの抜粋です。詳しい公式ルールについてはこちらをご参照ください。
応募作品には透かしやアーティストのサインは含まれてはならない。
応募作品は応募者によるオリジナル作品であること。パブリックドメインにあるものを利用した作品以外は、全ての作品に使われた材料および素材は応募者によって制作されたものでなくてはならない。又は、応募者が公式ルールにある全ての条件に見合う権利を保有しなくてはならない。
以下の要素が含まれている作品及びプロジェクトはコンペティションへの参加を認めない。攻撃的、中傷的、有害、猥褻、過剰に暴力的、人種差別的、非道徳的、知的所有権の侵害になりえるもの。応募者は自身の作品のコンテンツ及び表現への全責任を負うものとし、作品に関連する第三者からの申し立てに対し、DESIGNBOOMとメルコ·クラウン·エンターテインメントの不関与を証明すること。また、申し立てによって、designboomにおよびメルコ·クラウン·エンターテインメントが被ったすべての損失、損害、費用および経費の補償をするものとする。
アーティストは自身の作品をコンペティションの結果発表まで機密にするのが望ましい。結果発表まで応募者は同作品を別のコンテスト及びコンペティションに応募してはならない。第三者に作品を公開することも禁止とする。
提出された作品に関し、メルコ·クラウン·エンターテインメントは一切の責任を負わないものとする。
エントリーはこちらから
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07 – 応募締め切り
2014年10月6日23時59分 (GMT)
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08 – 結果発表
コンペティション入賞者はdesignboomの公式ウェブサイト(designboom.com)にて発表されます。優勝者及び選出された作品は10月25日から11月3日に行われるTOKYO DESIGNERS WEEK 2014にて展示されます。
メルコ·クラウン·エンターテインメントはコンペティション用の応募作品または入賞作品の出版及び出版時期の決定権を有しております。よって、応募者は出版物が発行される際にはメルコ·クラウン·エンターテインメントと連携し出版物を刊行することが求められます。
応募者は、第三者に対しメルコ·クラウン·エンターテインメント及びデザインアソシエーションとの関係性の開示をメルコ·クラウン·エンターテインメントによる書面による同意なしにすることは出来ません。応募者は、メルコ·クラウン·エンターテインメントから事前の同意を得ることなく、新しいクライアントのビジネス、売り込み及び採用においてメルコ·クラウン·エンターテインメント·グループとしての立場を利用することは出来ません。
サービス記述を目的として許可されない限り、応募者はメルコ·クラウン·エンターテインメントの商標、商品名、ロゴ、デバイス、記号や略称、通称等を許可なく使用することは出来ません。
応募者は自身が提供する製品やサービスがメルコ·クラウン·エンターテインメントによって承認されたことを、直接的または間接的に示してはなりません。
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09 – 知的財産権
応募された全ての作品の知的財産権は応募者に留保されます。
ただし、コンペティション用作品を提出することにより、応募者は作品を商業目的の独占使用に対する第一先買権をメルコ·クラウン·エンターテインメントに提供することに同意することになります。この権利と契約はコンペティション終了後6ヶ月間有効とし、メルコ·クラウン·エンターテインメントが無期限かつ独占的に生産を含む商業目的のために応募者の作品を使用する権利を行使する場合は、メルコ·クラウン·エンターテインメントは知的財産権の移転のために応募者との合意を再度行います。
designboomとメルコ·クラウン·エンターテインメントは、提出された全ての作品をコンペティション運営のために使用する権利を持ち、またそれらの画像とビデオをdesignboomまたはメルコ·クラウン·エンターテインメントが広告やプレスリリース等のプロモーションやマーケティングキャンペーンのために使用する権利を保有します。その際、応募者は事前にご自身のお名前と作品とが公開されることについて通知を受けます。
応募者は、 メルコ·クラウン·エンターテインメントとdesignboomが適切または必要と判断したDare to Dream Design Awards関連イベントに参加することに同意することが望まれます。
作品の使用権はメルコ·クラウン·エンターテインメントのすべての関連会社にあり、現在及び将来使用するあらゆるメディアも含まれます。
すべての応募者はdesignboomとメルコ·クラウン·エンターテインメントに対し、展示会やイベント、出版、またはdesignboomとメルコ·クラウン·エンターテインメントが必要と判断したコミュニケーションにおいて、全ての作品及び作品に関連するもの(プロジェクトデータ、映像、画像を含む)の公開を無償で許可するものとします。
メルコ·クラウン·エンターテインメントは、提出された作品の統一性を損なうことなく、以下のような修正を適用する権利を保有します。
ビデオの編集、色の変更、翻訳、リフレーミングその背景や一部のトリミング、メルコ·クラウン·エンターテインメントのロゴとテキストを追加等。
Designboomとメルコ·クラウン·エンターテインメントが出版目的のために、提出された作品に大幅な変更を加える必要があると判断した場合、メルコ·クラウン·エンターテインメントは変更の承諾を得るために事前に応募者に連絡を取ることがあります。
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10 –コンペティションの 公式ルール を事前にお読みください。
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11 – お問い合わせ
コンペティションに関するお問い合わせはこちら: <contact(at)designboom.com>
メールの件名に「Dare to Dream Design アワード」と明記の上、お問い合わせください(英語のみ)
メルコ・クラウン・エンターテインメントについて
当社の共同会長 兼 CEOであるローレンス・ホーは、かねてより日本に感銘を受け、日本の芸術文化の継承と発展に向けて、その一翼を担いたいと考えていました。そのため2011年以降、「復興支援音楽祭」へ協賛すると共に、被災した300人以上の子供達を沖縄や大阪でのキャンプへ招待する等、日本において様々な活動を支援してまいりました。そして、2014年4月に東京藝術大学との共同プロジェクト「AURA」の発足を発表し、日本の伝統的文化の継承と発展を目的としたプロジェクトを始動します。
香港証券取引所および米国ナスダックに上場するアジアにおける総合リゾート開発・運営会社。現在、「アルティラ・マカオ」及びエンターテインメント総合リゾートのフラッグシップ施設「シティ・オブ・ドリームス」を運営し、共に「フォーブス・トラベルガイド」でファイブ・スターを獲得。「シティ・オブ・ドリームス」には、世界最大級のスケールを誇るエンターテインメントショー「ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」を上演しており、これまでに250万人以上の観客を動員しました。またメルコ・クラウン・エンターテインメントは、「コーポレート・ガバナンス・アジア・アワード」や2013年度の米経済誌フォーブス(アジア版)の「アジア太平洋地域の株式公開企業ベスト50社」(Asia’s Fab 50)に選定される等、これまでも多くの名誉ある賞を受賞。
メルコ・クラウン・エンターテインメント 及び オーストラリアにおける大手観光・エンターテインメント会社の一つであるクラウン・リゾーツ(クラウン)は、オーストラリア、マカオ、フィリピン、ロシア及び欧州大陸での様々な地域において、それぞれの地元文化要素を創造的に資産へ取り入れることで独自の素晴らしい総合リゾートを創り上げることを実現してきました。
Dare to Dreamに関して
Dare to Dreamは、メルコ・クラウン・エンターテインメントの代表的なCSR活動で、芸術に対する熱意と才能を持つ若者を、世界的に著名なアーティスト・巨匠に引き合わせるプログラムです。Dare to Dreamは不可能だと思っていたことを、現実のものにします。